ブログを開設しようとするときに、ワードプレスや、CGIプログラムで自分でサーバーを運営しながらその上でブログプログラムを動かす方法を検討すると専用サーバーか共有サーバーかの選択を迫られると思いますが、それについて一考です。(レンタルサーバーでないかたは専用サーバーというかそもそも一から用意する訳なのでこの記事が全く役に立たないかもしれません。)
[ads1]
共有サーバーのメリット
共有サーバーはサーバー運営を自前でやるのは違いないのですが、サーバーの根幹部分(ハードウェアの保守~OSの保守~必須プログラムの保守)まで業者が行ってくれて自分がセットアップするのはPHPやCGI、HTMLのプログラムのみです。複数のユーザが一つのサーバに同居するため、セキュリティや速度で劣りますが運営の手間が省ける特徴があります。
専用サーバーのメリット
専用サーバーはハードウェアの保守のみを業者がおこない、それ以外はすべて自前でやる必要があります。OSのインストールから必須プログラム(ApacheやSQLなど)をインストールしたりセットアップする手間がかかる上、PHP,CGI,HTMLなどもセットアップしなければなりません。その代わり、セキュリティや速度に長ける特徴があります。
専用サーバーが必ずしも高速とは限らない
専用サーバーが高速だから専用サーバーにする、というふうに選ぶと痛い目を見ることがあります。共有サーバーは必須プログラムまで業者がセットアップしてくれるわけですが、設定の調整がプロなので負荷やトラヒックをきちんと考えて設定してもらえるので、逆に自分で適当に設定した専用サーバーの方が速度に問題が出ることがあります。
[ads1]
専用サーバーは安定性に長ける
専用サーバーは自分以外の誰かがリソースを使うことがないため、ほかの利用者の影響を受けにくく、安定性に長けるメリットがあります。しかしながら、最近では共有サーバーもほか利用者の影響が出にくいような工夫がされているため、あまり差がないようにも感じられます。またVPSの場合は、ほかの利用者と共有でサーバーを利用するため、あまりこのメリットを享受できません。
専用サーバーはほかの用途にも使える
専用サーバーはウェブサーバー以外にも様々な機能を持たせることができ、CUI(Shellなど)の操作の学習にもなるため、スキルアップにはもってこいですし他用途で利用予定があるなら専用サーバーの方がコスパがよいことはいうまでもありません。
[ads1]