【3日間で合格】FE(基本情報技術者)合格!&勉強法【おすすめ教科書】

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基本情報技術者試験に合格したので、体験談として傾向と対策を記事にしたいと思います。
受験の手続きや受験会場の様子などは前回記事にしたSG(情報セキュリティマネジメント)と同様ですので、今回は割愛したいと思います。

※一度に書き切れなかったのでこの記事に追記(随時更新)していくのでまた見に来てください!更新したら冒頭に追記しておきます。

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FE試験とは

FE試験 またの名を基本情報技術者試験といいます。IT技術者の必須資格といえるものの一つですが、国家資格ではない上この試験を合格していないとできない業務はないため、文系の方や非情報系の方で取得しているのはあまり見かけません。

全問マーク式で午前試験午後試験に大きく分けられています。午前試験は選択式(選択肢が文章や単語の場合が多い)です。午後試験は選択式のものの、計算やプログラミングの素養が必要となってくるので常識や当てずっぽうではなかなか難しくなると思います。

難易度

大体合格率が20~30パーセントなので、4,5人に1人受かる計算です。実際に受けてみて感じたのは、午前試験は文系出身の方や非情報系の方でも勉強すればなんとかなると思いますが、午後試験はプログラミングの経験をある程度問われることもあり、なかなか点数をとるのが難しいと思います。難易度としては標準的(標準+)ですが、決して簡単な試験ではありません

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私の傾向と対策

私は前回SG試験を受験した経験がある状態での受験でしたので、大体の試験の雰囲気はすでに知っている状態でした。そのため、SGと同様に午前試験は(後述する)教科書を主に用いて勉強しました。午後試験はプログラミングが一番の鬼門だと思ったので、対策したかったのですがよい対策書が見つからずぶっつけ本番で受験しました。

私の結果

私は不勉強(3日間しか勉強していません。)だったのもあり、午前試験は9割弱、午後試験は7割弱という結果でした。午前試験は満点が狙えるのにたいして、午後試験はいかに勉強をしたとしても出題範囲も広くプログラミングの経験が一番ものをいってくるところなので、7割程度がいいところかなと感じました。

これから受験する方におすすめする傾向と対策

これから受験する方のために傾向と対策をまとめました。SG試験を受験した方は最短で3日程度で実践できると思います。かかる時間は人それぞれだとおもいますので、3Stepに分けて書こうと思います。ご自身の都合などに合わせて時間を3分割してお考えください。標準的には1ヶ月程度準備にかけるとよいと思いますが、初学の方は3ヶ月をみるとよいと思います。

使用する教科書

インプレス社 徹底攻略 基本情報技術者試験教科書 がおすすめです。どの教科書でも勉強はできると思いますが、この教科書がいい意味で教科書的に書かれており機械的に勉強を進められる上、説明→例題→演習→模擬試験 という学習の流れまでサポートしてくれるところが非常に親切です。巻頭に直前チェック用のリストもあります。試験当日の朝などに確認するにはぴったりです。

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Step1.教科書を通して読みます

教科書の1章から最後の問題集の手前まで説明が書いてある部分を通して読みます。途中に演習問題がありますが飛ばしてかまわないです。例題は解かなくてもいいので解説を読みましょう。ここで重要なのは、わからない単語が出てきたらウェブなどで調べるということです。教科書の内容を人から聞かれても大体でいいので説明できるようにしておきましょう。

Step2.演習問題を解きます

教科書の1章から最終章までの演習問題を通して解きます。ここで需要なのは躓いたら教科書の説明部分を読んで正解するまでとくことです。演習問題のところに□が三つ並んだチェックボックスがあるので正解したたびに1つづつチェックを入れましょう。説明を読んだ後すぐは解けると思いますので、次のような手順を踏めば理解するまで解くことができます。

  1. 1章の演習問題を解く
  2. 答え合わせ
  3. できなかったところを1章の説明文を読んで解き直し
  4. それでもできなかったところは解説を読んで解き直し
  5. 2章の演習問題を解く
  6. 2~4の手順を繰り返し。

全体を3週することになるので結構な時間がかかりそうと感じるかもしれませんが、演習問題自体の分量は多くないので章あたりスムーズにいけば30分、時間がかかっても90分ほどですむと思います。

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Step3.模擬問題・過去問

模擬問題や過去問を解きます。できれば試験当日の様子になれているとよいと思うのでIPAなどから表紙などもしっかりある状態の問題用紙をダウンロードして印刷するとよいと思います。解いたら答え合わせ。わからないところは教科書を見ればすべて内容が載っていると思うのでわかるまで取り組みます。時間的に全部とく時間がある方は少ないと思うのでそういった方はできるところまで取り組むのがよいと思います。

Extra.午後試験はどうするの?

午後試験はプログラミングや情報数理の知識が必要になってきます。そのため、プログラミングの経験や知識がない方はいくら問題を解いてもわからないどころか、問題文の意味もわからないと思います。問題を読んで意味がわかるレベルの方は問題演習を重ねるのがよいと思いますが、問題を読んで意味がわからない方はプログラミングやエクセルの入門書を片手に問題演習をするとよいと思います。

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And Extra.選択問題はどれをえらぶのがいいの?

選択問題は次から選びます。

グループA

  • ハードウェア○
  • ソフトウェア
  • データベース☆
  • ソフトウェア設計○
  • プロジェクトマネジメント☆
  • サービスマネジメント
  • システム戦略
  • 経営戦略・企業と法務☆

上の選択肢から3つ選びます。しかし、すべての分野が出題されるとは限りませんので5~6分野解けるようにしておくのがよいと思います。一応おすすめとして☆と○をつけておきました。☆の選択分野は比較的覚えることで点数がとりやすく出題も多いと思います。○は予備で対策しておくのがよいと思う分野です。もちろん、すべてに対策しておくのもよいと思います。

グループB

  • C言語☆
  • COBOL
  • Java☆
  • アセンブラ言語 CASL II
  • 表計算○

ここではプログラミング言語を一つ選んで回答します。おすすめはC言語かJavaです。教科書が豊富で、万人に解きやすいと思われます。経験がある方を選ぶのがよいと思います。まったくプログラミングの知識がなく、表計算ソフト(エクセルやSpreadsheet)を扱ったことがある方は表計算を選ぶのがよいと思います。ここで注意していただきたいのはよほどプログラミングが得意でない限り当日選ぶのはおすすめできないということです。筆者は当日選ばざるをえない(選んでいなかった)のですが、問題が割と長文で最後まで検討せずに問題を選ぶこととなりました。特に表計算などは独自仕様がまとめてリファレンスとして載っているのでそれを参照しながら読み進めることとなりますので時間がかかります。当日選ぶよりもどの言語か決めて解くのが間違いなく時間を無駄に使わずにすみ、回答に最大限の時間を割くことができるでしょう。

COBOLやアセンブラは、今業務で使っているなどの理由があれば十分選択価値があります。一度問題を解いてみて、自分に合うかどうかを見てみるとよいと思います。COBOLは特に事前チェックが必要だなと感じました。(私だけかもしれませんが。)

※ この記事は随時更新なのでまた情報追記します。

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